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アイテム
子持ちアユの生産がより正確に〜アユ全ゲノム解析と性決定遺伝子の発見〜
https://oacis.repo.nii.ac.jp/records/2330
https://oacis.repo.nii.ac.jp/records/23303dc67842-7cf8-41fa-8755-6a62f4034d02
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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TUMSAT Press Release-20210827.pdf (705.4 kB)
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Item type | その他 / Others(1) | |||||
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公開日 | 2022-03-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 子持ちアユの生産がより正確に〜アユ全ゲノム解析と性決定遺伝子の発見〜 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
著者 |
中本, 正俊
× 中本, 正俊× 内野, 翼× 輿水, 江里子× 口石, 雄大× 関口, 亮太× 王, 柳× 須藤, 竜介× 遠藤, 雅人× Yann, Guiguen× Schartl, Manfred× John H. Postlethwait× 坂本, 崇 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | アユは夏の代表的な川魚であり、多くの河川で友釣りなどが楽しまれている。アユは遊漁用の種苗放流や養殖など、内水面漁業において重要な魚種の一つである。養殖業においては、人気のある子持ち鮎を効率的に作出するために全雌生産(注1)が行われており、その際に遺伝的な性を判別する技術のニーズがある。 アユはXX-XY型の性決定様式を持ち、雄のY染色体上に存在する性決定遺伝子によって性が決まると考えられる。またアユの属するキュウリウオ目は進化の過程でサケマス類の共通祖先と約1億9千万年前に分岐したと考えられている。さらにキュウリウオ目はメダカやマグロなど多くの魚類が属する真骨魚類の共通祖先と約1億8千万年前に分岐したと考えられている。したがってアユの全ゲノムを調べることで魚類のゲノム進化の過程を知ることができると考えられる。 本研究ではまずアユの全ゲノムを解読し、他の魚類との比較からその特徴を明らかにした。硬骨魚類の祖先の染色体から融合や分裂を経て、現在のアユの染色体にいたる進化の痕跡を探索した。 アユゲノムはおよそ4億5千万塩基対とメダカ(8億塩基対)などと比べると小さく、アユではゲノムの縮小化がおこったことが明らかになった。また天然魚を用いた遺伝解析(ゲノムワイド相関解析)により雄特異的なゲノム領域を明らかにした。さらに、その領域に存在する候補遺伝子の発現解析などにより候補遺伝子を絞り込むとともに、ゲノム編集(CRISPR/Cas9法)による遺伝子機能解析を実施した。その結果、Y染色体特異的抗ミュラー管ホルモン型受容体遺伝子がゲノム編集された遺伝的雄個体では、精巣ではなく卵巣が形成され、この遺伝子がアユの性決定遺伝子であることが明らかになった。これにより、アユの遺伝的性判別が正確に実施可能になった。 |
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内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 問合せ先:坂本崇 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | プレスリリース掲載論文はこちら: https://doi.org/10.1371/journal.pgen.1009705 | |||||
書誌情報 |
発行日 2021-08-27 |
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注記 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 問い合わせ先は、発信当時のものです | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | Copyright©All Rights Reserved Tokyo University of Marine Science and Technology | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | DOI | |||||
関連識別子 | https://doi.org/10.1371/journal.pgen.1009705 | |||||
関連名称 | プレスリリース掲載論文 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.kaiyodai.ac.jp/ | |||||
関連名称 | 東京海洋大学 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-16K14972/ | |||||
関連名称 | KAKEN研究課題: 次世代シーケンサーを用いた天然魚における優良形質の全ゲノム相関解析 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00431/ | |||||
関連名称 | KAKEN研究課題: 魚類における耐病性責任遺伝子の同定と新規疾病が野生集団に与える遺伝的影響の解析 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-18K05816/ | |||||
関連名称 | KAKEN研究課題: ゲノム編集とターゲットシークエンスによる特定ゲノム領域内の責任遺伝子単離の高速化 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040313390/ | |||||
関連名称 | 研究代表者: 坂本 崇 (東京海洋大学) | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080447721/ | |||||
関連名称 | 研究代表者: 中本 正俊 (東京海洋大学) | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
科学研究費研究課題 | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 次世代シーケンサーを用いた天然魚における優良形質の全ゲノム相関解析 | |||||
科学研究費研究課題 | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Genome wide association study of the useful traits in wild fish using the next generation sequencer | |||||
科学研究費研究課題 | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 魚類における耐病性責任遺伝子の同定と新規疾病が野生集団に与える遺伝的影響の解析 | |||||
科学研究費研究課題 | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ゲノム編集とターゲットシークエンスによる特定ゲノム領域内の責任遺伝子単離の高速化 | |||||
科学研究費研究課題 | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Isolation of causative gene in target genomic regions using genome editing in ayu, Plecoglossus altivelis | |||||
研究課題番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 16K14972 | |||||
研究課題番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 20H00431 | |||||
研究課題番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 18K05816 |