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アイテム
日本海溝海側の大規模正断層に沿ったマントル流体上昇 ~マントル由来の水は巨大地震の引き金になるか~
https://oacis.repo.nii.ac.jp/records/2702
https://oacis.repo.nii.ac.jp/records/2702faf8a35d-5652-4593-ae71-1791415acd8a
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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TUMSAT Press Release-20210614.pdf (1.2 MB)
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Item type | その他 / Others(1) | |||||
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公開日 | 2023-03-26 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 日本海溝海側の大規模正断層に沿ったマントル流体上昇 ~マントル由来の水は巨大地震の引き金になるか~ | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Ocean sciences | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Solid Earth sciences | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
著者 |
朴, 進午
× 朴, 進午× 高畑, 直人× Hondori, Ehsan Jamali× 山口, 飛鳥× 鹿児島, 渉悟× 鶴, 哲郎× 藤江, 剛× 孫, 岳× 芦, 寿一郎× 山野, 誠× 佐野, 有司 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 発表のポイント: ◆東北沖の日本海溝に沈み込む前の海洋地殻を断ち切る大規模正断層の構造と物性を明らかにし、その断層に沿ったマントル流体(注1)の上昇を発見した。 ◆海溝の海側に発達する正断層に沿ったマントル流体上昇と海水浸透の証拠が初めて得られ、マントルと海洋を結ぶ大規模な流体循環モデルを構築した。 ◆マントル由来の水は断層面の強度低下をもたらし、巨大地震の引き金になり得るため、今後、マントル流体の変動の定期観測は地震・津波防災を推進する上で重要である。 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 東北沖では、海溝型巨大地震発生(例:1896年明治三陸地震)の数十年後に、巨大津波を引き起こす「大規模アウターライズ地震」(例:1933年昭和三陸地震)が日本海溝に沈み込む前の海洋プレート内部で連動して発生することが知られている。一方、2011年東北地方太平洋沖地震後には大規模アウターライズ地震が未だに起こっておらず、その切迫度が増している状況にある。しかしながら、大規模アウターライズ地震断層の実態に関する知見は極めて不足している。 東京大学大気海洋研究所の朴進午准教授らの研究グループは、日本海溝海側(図1)の反射法探査(注2)データを調べ、海底面からモホ面を貫きマントルまで達する大規模な正断層(図2)を発見した。さらに、その正断層付近で採収した海底堆積物中の間隙流体を分析し、マントル流体の上昇を示唆するヘリウム同位体比異常(注3)を発見した(図3)。正断層に沿ったマントル流体上昇と海水浸透に着目し、日本海溝の海側においてマントルと海洋を結ぶ大規模な流体循環モデル(図4)を構築した。 マントル流体上昇の通路となる正断層は大規模アウターライズ地震を引き起こす可能性があり、次のアウターライズ巨大地震・津波災害に備える上で断層に沿うマントル流体変動のモニタリング(注4)は重要な課題となる。 |
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内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | プレスリリース掲載論文はこちら: https://www.nature.com/articles/s41598-021-91523-6 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 問合せ先(東京大学): 朴進午 | |||||
書誌情報 |
発行日 2021-06-14 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 東京海洋大学総務課広報室 | |||||
注記 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 問合せ先は、発信当時のものです | |||||
権利 | ||||||
権利情報 | Copyright©All Rights Reserved Tokyo University of Marine Science and Technology | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.nature.com/articles/s41598-021-91523-6 | |||||
関連名称 | プレスリリース掲載論文 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/ | |||||
関連名称 | 東京大学大気海洋研究所 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://www.kochi-u.ac.jp/ | |||||
関連名称 | 高知大学 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.kaiyodai.ac.jp/ | |||||
関連名称 | 東京海洋大学 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.u-toyama.ac.jp/ | |||||
関連名称 | 富山大学 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | https://www.jamstec.go.jp/j/ | |||||
関連名称 | 海洋研究開発機構 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |