@misc{oai:oacis.repo.nii.ac.jp:00002675, author = {東京海洋大学 and 環境研究所 and 北海道大学 and 極地研究所}, month = {Apr}, note = {17H06319, 問い合わせ先は、発信当時のものです, 南極海(南大洋)は、人類がこれまで放出してきた二酸化炭素(CO 2 )の約 1 割を吸収し てきたと見積もられており、地球規模の炭素循環を理解する上で重要な海域です。国立環境 研究所・地球環境研究センターの髙尾信太郎研究員らと、東京海洋大学、北海道大学、国立 極地研究所の共同研究チームは、浮遊性微細藻類(植物プランクトン)の優占 ※ 1 グループの変化が南極海のインド洋区における夏期の CO 2 吸収量に影響を及ぼすことを、船舶観測と衛星画像解析により初めて明らかにしました。具体的には、特定の群集(珪藻類)が優占する年ほど、植物プランクトンの正味の炭素固定量は大きくなり、海洋への CO 2 吸収量も増加することが分かりました。 本研究で得られた知見は、温暖化等の気候変動によって生じる可能性がある植物プランクトンの群集変化が、海洋の炭素循環を通じて気候変動に及ぼす影響を評価・予測する上でも重要な情報です。 本研究成果は、海洋学分野の学術誌「Deep-Sea Research Part I」に 2020 年 3 月 19 日 付でオンライン先行公開されました。, 問い合わせ先:神田穣太, プレスリリース掲載論文はこちら: https://doi.org/10.1016/j.dsr.2020.103263}, title = {南極海の⼆酸化炭素吸収︓微細藻類の量だけでなく種類が鍵となる -優占群集の違いが夏期の炭素収⽀を左右していた-}, year = {2020}, yomi = {トウキョウカイヨウダイガク} }