@misc{oai:oacis.repo.nii.ac.jp:00002674, author = {鶴, 哲郎}, month = {Apr}, note = {問い合わせ先は、発信当時のものです, 東京湾北部では、浦安沖から船橋沖にかけてガスの発泡現象がしばしば観察されている。2017 年12月、東京海洋大学練習艇「ひよどり」による地震探査で浦安沖の海底下約7m に胚胎するガス層が発見された。しかし、それらのガスの組成は未だ知られていなかった。 2020 年3 月、東京大学大気海洋研究所と筑波大学と共同で潜水により海底ガスの採取に成功、組成分析を行った結果、その96.8%がメタンであることが明らかになった。今回の分析結果と2017 年以降の地震探査の結果に基づけば、東京湾北部の海底下数m~数十m にメタンガスが広く分布する可能性が高い。 過去に記録はないものの地震時にガスが大量湧出する可能性も否定できない。メタンの高い温室効果と強い可燃性を考慮すれば、環境への影響並びに災害面で大きなリスクを抱えている。このリスクを回避し環境を守るためにメタンを除去する必要がある。除去したメタンは貴重なエネルギー資源として首都圏に供給することが期待できる。, 問い合わせ先:鶴哲郎}, title = {東京湾海底でメタンガス層を発⾒、「環境を守るための資源開発」に向けて}, year = {2020}, yomi = {ツル, テツロウ} }