@article{oai:oacis.repo.nii.ac.jp:00002431, author = {久田, 孝 and 高橋, 肇 and 木村, 凡}, journal = {日本水産学会誌, Nippon Suisan Gakkaishi}, month = {}, note = {はじめに : Listeriamonocytogenes(Lm)は自然界に広く分布するグラム陽性菌で,リステリア症を引き起こす人畜共通病原菌である。低温でよく増殖するため,欧米ではチーズやサラダ,スモークサーモンなどのready-to-eat(RTE)食品を介した食中毒事例が多発している。 高齢者,乳幼児,妊婦などのハイリスク群にLmが感染した場合,敗血症や髄膜炎,流産や死産といった重篤な症状を引き起こし,その致死率は2030にも達する。欧米と比べ,日本でのリステリア症の報告例はほとんどなかったため,発生も少ないものと考えられていた。 しかし,19962002年の調査では,リステリア症の発生は年平均83例と推定されている。 本稿では,国内で流通されている水産食品のLm汚染状況の調査例と,水産食品中でのLmの増殖,およびナイシンと日持ち向上剤によるLm増殖抑制効果について紹介する。}, title = {4. 水産食品における微生物学的リスクとその制御:Listeria monocytogenes の増殖抑制法(ミニシンポジウム記録 : 水産物の生産・加工・流通段階を保障するリスク管理研究の最新動向)}, volume = {80}, year = {2014}, yomi = {クダ, タカシ and タカハシ, ハジメ and キムラ, ボン} }