@article{oai:oacis.repo.nii.ac.jp:00001706, author = {大島, 弥生 and 陳, 俊森 and 山路, 奈保子 and 因, 京子}, issue = {8}, journal = {アカデミック・ジャパニーズ・ジャーナル}, month = {Jul}, note = {近年、大学教育のユニバーサル・アクセス化と多様化、英語偏重が世界的に進む中、JFL・JSL ともに大学教育におけるアカデミック・ジャパニーズ(以下、AJ)教育は、目標と方法の見直しを迫られている。本報告では、中国の大学の日本語専攻におけるカリキュラムを概観して、学習者・指導者が AJ の獲得をどう認識しているかについての質問紙・記述およびインタビュー調査の結果を提示し、中国の AJ 教育の主要課題を考察した。それに基づき、今後の JFL・JSL・JNL 教育に資する教材・教授法について以下のような提言を行った。まず、AJ 学習が社会人としての人生の各局面において発揮されるべき基本的能力を高めるという AJ 学習の意義について、学習者・支援者・関係諸方面の理解を進める必要がある。次に、その理解に基づいて、卒論執筆を最終学年のみの課題でなく、4 年間に亘る漸進的なライティング学習の集大成として位置づけるべきである。学習の中では引用についての情報提供を徹底し剽窃防止に努めるとともに、学習者が創造性を発揮するための支援、例えば、Web を通じた作成支援活動や各種の教材などを提供すべきである。, 15K02635}, pages = {28--36}, title = {中国の大学における卒業論文作成指導の過程からのアカデミック・ジャパニーズ教育への示唆}, year = {2016} }